1963-12-13 第45回国会 衆議院 予算委員会 第3号
特に、もう一つ聞きますが、時間が非常に少ないのですが、アメリカの国防省は去る九日に十五・五センチ野砲の原子弾頭を世界の第一戦部隊の全部に配備する、これを発表したのです。この野砲は日本の自衛隊も持っておるのです。アメリカはたくさん持っておるのです。これが、配備してくる時分に、ちょっと一つだけ聞きますが事前協議の対象になるのですか、どうですか。
特に、もう一つ聞きますが、時間が非常に少ないのですが、アメリカの国防省は去る九日に十五・五センチ野砲の原子弾頭を世界の第一戦部隊の全部に配備する、これを発表したのです。この野砲は日本の自衛隊も持っておるのです。アメリカはたくさん持っておるのです。これが、配備してくる時分に、ちょっと一つだけ聞きますが事前協議の対象になるのですか、どうですか。
このときに原子弾頭が公表されたわけであります。さらに、攻撃用の核装備のミサイル、マタドールなどが台湾に配備されまして、ドーン陸軍少将がこの指揮を握ったわけであります。それからまた、こういうことは幾つかあるわけでありますが、こういう機会を見ますると、核兵器の定義というものは、決して、ただ単に核爆弾あるいは核弾頭それだけで問題にしてはならないということを立証していると思います。
したがって、今度の場合にも、原子力潜水艦の寄港をまず問題にして、その次に原子弾頭の積めるような体制に空軍の状態を置く、そういうふうに考えざるを得ないのでございます。これは一連のつながりがないということは言えないと思いますが、この点はいかがでございますか。外務大臣にお伺いしたいと思います。
その場合に、日本に寄るから、原子弾頭を小笠原へ置いてきたとかあるいはグアムへ置いてきた、フィリピンのスビグ湾に縫いてきたとかあるいは沖繩に置いてきたから、ちょっと戻ってとってくるというわけに参りません。これは原子力潜水艦の航海能力を幾らに置くかということでいろいろ時間が食い違って参りますが、たとえば水中速力二十ノットから四十ノットの範囲で計算すれば答えは算数ですぐ出て参ります。
そのときのUPの記事を申し上げますと、核弾頭装備のロケット砲、オネスト・ジョンの日本持ち込み問題は、今春私が東京出発前に取りきめたものである、私はこのロケット砲が日本の防衛に特に有効だと考えたので、これを日本に配備するようにワシントンに要請した、私はアメリカの新兵器に関して重光外相と話しく合ったが、オネスト・ジョンの核弾頭装備の有無と、それをいかに発射するか、それと原子弾頭をつけているかどうかの問題
「池田首相訪米の際の日米会談では原子力潜水艦の日本寄港問題は討議されなかったということに一応なっているが、その後の関係者筋の情報によって、六月二十一日の小坂・ラスク会談でラスク米国務長官が、原子弾頭つきミサイルをもたないノーチラスなどの原子力潜水艦の日本寄港を許してほしい旨申し入れたことが明らかになった。」というワシントン河村特派員発のニュースを載せている。
たとえばアメリカの八万トン空母、これは六万五千トンが基準排水量ですが、これに積んでおります核攻撃隊の種類と数量を申し上げますと、A3Dの2型という小型水爆装備の艦上攻撃機が十二機一隊、それからFJ4Bというこれは小型の原爆を使います戦闘爆撃機、これが二隊二十四機、AD6、これはプロペラ機で古いのでありますが、対潜爆雷というような、原子弾頭を使った爆雷、そういうものを装備するようなものが一隊十二機、これだけあります
ただここで問題になりますのは、自衛隊が今度四、五年分うちに考慮しておりますボマークというようなもの、あれは大体今射程が四、五百キロということになっておりますが、原子弾頭装備用になっております。
そうしてミサイルの実験であって、原子弾頭の実験は絶対にやらない、爆発物も装填をしない。それから年二十回程度の試射である。それから島内に対しましては道路、水道、通信、突堤、小型の飛行場、住宅その他環境施設の改善をやる。また若干島民の労務の提供も当然あるであろうと思うのであります。
爆発物を装填しない、それからまたそのほかの原子弾頭等もつけないんだということを、はっきり一つ防衛庁としましてもPRをしていただきまして、地元においていろいろそうしたPRは十分やっておったと思うのでありますが、そうしたことによって反対側が非常な誤解を受け、また外部よりの非常な宣伝によりまして、これは非常に危険だというような考えを持っての反対が非常に多いのではないかと思うのですが、この点については今後十分
○田中(榮)委員 それによりまして、大体今回のミサイルの試験場は爆発物も装填はしない、原子弾頭等の設置もしないということがはっきりしたわけでありますが、そこで現在新島試験場の用地面積というものは、全島面積に対する割合はどの程度になるのでありましょうか。
原子弾頭をつければ核兵器になる、そうしてその当時の……「持ち込まない」と呼ぶ者あり)持ち込まない。だからオネスト・ジョンが入っても、それは核弾頭をつけておらないのだという説明はしたと思います。そしてオネスト・ジョンというものは防御的な性格を持っておる兵器だという……。
三十二年二月十四日、衆議院の内閣委員会、「原子弾頭を……」——だからオネスト・ジョンに原子弾頭をつければ関係ありますね。「弾頭を日本に持ち込まないということは、これまでも申し上げた通りでございます。」、よろしゅうございますね。防御用というのは、「普通の爆弾を発射するという性質のものであります。」、防御用というのをそういうように定義しておるのです。
ある装置をつければ原子弾頭もつくかもしれない、しかしそれでもって直ちにそれが私の言う意味の原子兵器と申しますか、原子弾頭とか原水爆を持ち込まないというようなこととは必ずしも一致しないわけでありますが、私はこういう意味で原水爆、原子弾頭というようなものを持ち込むことはやらないという考えを述べておるのでありまして、そして最初の議論に返るならば、攻撃的な性格を非常に大きく持っておるものはこれを排除したい、
従って新島でも、また国民の中でも、ミサイルというと核兵器に関係があるというような誤まった宣伝とか、誤まった認識を持った者がありますが、現在防衛庁が入手されるところのエリコンの防空用のミサイル、地対空ミサイル、空対空のサイドワインダー・ミサイル、これらはその構造上原子弾頭を取りつけることができない。
たとえば沖縄を見ましても、もうすでにソアーですか、ジュピターですかわかりませんが、少くとも原子弾頭をつけられるIRBMが、二個中隊くらい到着しているだろう。さらには台湾を見ましても、台湾にはマタドールがある。朝鮮を見ましても、原子砲が相当数到着している。また日本の周辺を遊よくしているところの第七艦隊も、すでにレギュラス二型、こういった核兵器を装備しつつある。
御承知のオネストジョン——ミサイルでございましたか、砲でございまして、これは原子弾頭もつけ得るが、つけなくてもその用務を果せる、その効率については別でございましょう、これが日本の駐留部隊の中にあったわけでございます。
○菊池委員 そうしますと、日本には核兵器を持ち込まないという建前もございますので、申すまでもなく原子弾頭の実験は行わない、これは事実だと考えてよろしいのでございましょうか。
また、韓国にいるデッカー米第八軍司令官は、原子弾頭ミサイルで韓国軍をも装備すると声明いたしました。さらに、去る十一月末には、フィリピンのバギオにおいてSEATO破壊活動防止委員会が開かれ、加盟各国に対して、日本、国府、韓国、マラヤ等を参加させるよう勧告することを決議いたしましたことは、御存じの通りであります。このSEATO参加は、当然に核装備体制への参加に結びつくわけであります。
サイドワインダーの性能のいかんを問わず、原子弾頭の有無にかかわらず、これはミサイル時代に対応しようという身がまえを示したことを意味するものであり、その限りにおいて一時期を画するものといわなければなりません。
○八木幸吉君 スイスの誘導弾エリコンが来るそうですが、これには原子弾頭はつけられないということを長官この前おっしゃったようですが、そうなのですか。これは、内閣委員会でさような御答弁があったのですが。
○八木幸吉君 私もまた聞きまた読みで、はっきりしたことはわからぬのですが、その弾頭兵器を核兵器なしに落す確率というものは非常に薄いのだ、これが原子弾頭をつけて相当広い範囲で爆撃すれば、ICBMが飛び出てきまして、そこで捉えられるけれども、そうでない、原子弾頭のないものであれば、非常に確率は薄いのだと、こういうことをくろうとからしばしば私は聞かされておるので、それでなしに、今のお話のように、原子弾頭をつけないで
エリコン自体が核兵器かどうかという問題は、これは誘導兵器であって、これにいわゆる原子弾頭というか、そういったような核兵器を装備することの必要ない防御兵器でございます。その意味において、核兵器は持ち込まないとか使用しないとかいう方針と、ニリコンの研究とが矛盾するかどうかということは、この兵器の効用がどういうものであるかということにかかると思います。
しかし、今言っておる通り、その飛行機が原子力、原下爆弾も積めるが、その他のものも積めるというよう、なものであり、また、あるいは誘導弾にしましても、原子弾頭をつければ原子兵器になるけれども、その原子弾頭をつけなくても、そのものの効果というものは誘導兵器として効果があるのだというふうなものにつきましてわれわれは研究し、あるいは必要があればそれで装備するということは、これをもって直ちに原子力兵器でもって装備
○亀田得治君 まあ原子弾頭の問題は別としまして、原水爆を搭載し得るものがこちらに来ておれば、まあかりに、敵と言っては語弊があるかもしれませんが、敵側から見れば、日本はすでに原水爆基地になっておる、こういうふうに解釈するのが当然じゃありませんか。やはり戦闘ということになれば、その飛行機なら飛行機、兵器が最大の能力を発揮できるような状態でこれが動く、これは私は当然だと思うのです、ほとんど。
しかし、原子弾頭を持ち込む、原子弾頭をつけるものについてわれわれが研究をするとか、もしくはそれを使用するということは、これは絶対にいたしておりません。
事実また、今度は反対に、誘導兵器を研究するんだったら、結局は原子弾頭のようなものを使わなければ意味がないじゃないかという御議論もありまするが、しかし、日本としては、とにかくそういうものは絶対に使わないんだという意向で進んでおりまするし、事実ヨーロッパ諸国において研究されておるところの誘導兵器というものも、何もすべて原子弾頭を使うものではなくして、そういうものを使えば、必要以上の大量殺戮の結果にもなるし
○荒木正三郎君 私は、はっきりしておきたいと思いますが、それでは、政府としては、誘導兵器の研究はやるけれども、原子弾頭をうけるような核兵器のことは全然考えておらぬ。そうならば、私はこの機会にはっきりしてもらいたいのですが、この前の国会でも、憲法解釈で非常にあいまいな、非常にあいまいというよりも、憲法解釈を非常に曲げて解釈して政府は意見を発表している。
従いまして、この原子力基本法第二条が現存する限り、日本の自衛隊は、小型であろうが、大型であろうが、自衛の目的であろうが、攻撃の目的であろうが、原子弾頭を保有し、装備するということは許されないと思うが、その点についての長官の御所見を伺いたい。
○小滝国務大臣 私は、米軍が日本へ原子弾頭を供与するというようなことは想像いたしておりません。ことに、アメリカの規則によれば、たしかこういうものは外国へ渡してはならないことになっていると思いますので、そういうことは想像しておらない次第であります。
ただ、ただいままでに言われておる水爆でありますとか、原子弾頭でありますとか、いろいろの殺傷兵器をここに持ってきて、そうして原子力基本法とそれが全然抵触しないものである、こうは考えておりません。
○国務大臣(宇田耕一君) 事前に日本に相談、原子弾頭をつけた誘導弾等を日本に持ってくる場合には、必ず協議があるものと、こう思っております。